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病気の話

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眼の病気について

2012.08.24

目やにが多い、眼をしょぼしょぼさせている、白目が赤い・・・など、いつもみているワンちゃん、ネコちゃんの瞳と少し違うところを見つけたとき、それは病気のサインかもしれません。今回は眼の病気のなかでも比較的多いものについてお話します。

(1)まぶた(眼瞼)の病気

・まつげの異常な生え方によって、角膜を傷付けたり、痛みをひきおこすことがあります。先天的であったり、まぶたへの傷を負ったあとに起こったりします。一時的な治療法としてはピンセットによる脱毛がありますが、約4週間後に再び生えてくるので定期的なケアが必要です。重度の場合には、全身麻酔下での外科的な適応となることがあります。

・犬猫のまぶたの内側には、三番目のまぶた(瞬膜といいます)があります。瞬膜には瞬膜腺という涙をつくるところがありますが、それが飛び出したり、反転して戻らなくなるものを通称チェリーアイ(さくらんぼの眼)(図)といいます。若い犬でしばしばみられ、猫ではまれです。外科的に切除もしくは瞬膜腺を元に戻す方法がありますが、犬種や状態によって選択する方法が異なることがあります。

ほかにも、細菌などの感染症による炎症や、高齢になると増えてくる腫瘍などもあります。まぶたの病気から、二次的に眼球を痛めてしまうこともあるので注意が必要です。

(2)結膜の病気

・結膜はまぶたの裏側(眼瞼結膜)と眼球の白目の部分(眼球結膜)をおおっている膜です。そこに炎症が起きると充血したり、まぶたが腫れたり、眼ヤニが出たりします。これが結膜炎です。痛みやかゆみが出ることもあるので眼を気にする素振りもみられます。
原因としては、細菌性、ウイルス性、アレルギー性、乾性(ドライアイ)などがあります。外出する猫では、ヘルペスウイルスやカリシウイルス、クラミジアに感染すると、鼻炎などの風邪症状とともにこの結膜炎が出ることがあります。
治療は、原因がわかればそれを取り除き、抗生物質や抗炎症剤などの点眼薬が中心となりますが、場合によっては内科治療も必要となることがあります。

結膜の下には眼球をつくる三層の膜があり、それぞれ外側から強膜、ブドウ膜、網膜といいます。強膜炎(図)やブドウ膜炎でも白目が赤く見えたり、目やにがでることがあります。

 

 

(3)黒目(角膜)の病気

・くろめの表面をおおう角膜は、外からの傷や炎症を一番にひきおこしやすい部分です。もともとは透明ですが、血管が伸びてくると赤く、色素が沈着すると黒く、浮腫がおこると白く見えます。角膜に障害を受けると強い痛みが生じ、目をしょぼしょぼさせて眩しそうにしたり、涙が増えたりします。
角膜表層の傷であれば早くに治癒がおこりますが、傷が深いときや感染を起こしているときには注意が必要です。より重症化すると、傷の部分の膜が薄くなってこぶ状に突き出したり(デスメ膜瘤)、穴が開いてしまう(角膜穿孔)ことがあります。
潰瘍化した場合には(図)、血液から作る血清点眼液やコンタクトレンズを使用したり、外科的な手段(角膜点状切開、結膜フラップなど)を用いることとなります。

(4)緑内障

・眼球の中に満たされている水分(眼房水)がうまく排出されずに、眼球の圧力(眼圧)が高まる病気です。とても痛いので、眼の付近を触ることを大変嫌がります。白目が充血したり、ぱっと見に眼球が大きく見えたりもします。原発性と、続発性(ほかの眼の病気から二次的に発生する)とがあります。
24時間以上眼圧が上がったままでは失明する危険性があるため、緊急疾患のひとつです。一時入院にて血管からの利尿剤投与と点眼を行います。眼圧が下がって視力が残れば点眼による継続治療となります。慢性化して大きな眼球(牛眼)となってしまったものでは外科的な対応として眼球内シリコンボール挿入(図)や、硝子体内ゲンタマイシン注入などの方法があります。

(5)白内障

・水晶体というレンズが白く濁ってしまい、視力が低下する病気です。老齢性のイメージが強い病気ですが、若くしてでる場合や糖尿病などによっておこることもあります。

 

 

初期であれば、抗白内障薬の点眼が白濁の進行を遅らせるのに有効かもしれません。白濁が進行する場合には、眼科専門医による白内障手術を行うこともあります(図)。

同じく水晶体が白くみえる病気に核硬化症というものがあります。これは老化による変化で、視力への影響はありません。

〔目薬のさしかた〕
・指示された使用方法、保存方法を守ってください。
・ 目薬の先端が眼に触れないようにしてください。
・ 動物は抱きかかえるか、少し高めの台の上に乗せて動かないように支えてあげましょう。

1、 親指と人差し指で目薬をもちます。
2、 残った指か、反対の手で、上まぶたを引き上げるようにします。
3、 目薬が動物からは見えないように、後ろから(頭のほうから)1、2滴さします。
4、 あふれた点眼液は乾いたティッシュペーパーやガーゼでやさしくふきとります。      目やにがついているときには、一緒に取ってあげましょう。

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